【公務員試験】既卒職歴なしでも合格できる?具体的な戦略とコツ

既卒職歴なしでも公務員

既卒職歴なしで公務員試験を受けても受かるの?といった不安を抱えている方は多くいると思います。

私も公務員試験を受験した時は既卒職歴なしでした。

なので不安な気持ちはものすごくわかります。

結論から述べると公務員試験は既卒職歴なしでも受かります。もちろん職歴がある人の方が有利ではありますが、職歴なしの方でも受かります。予備校に行けばわかると思うのですが、既卒で職歴なしの方で公務員試験を受け合格している方はいます。 なのでそのあたりは心配しなくて大丈夫です。

筆記試験に職歴は全く関係ありませんし、口述試験でも将来の伸びしろを加味して評価してくれます。

ただし難易度が上がる事は事実だと考えて間違いないでしょう。

そこで今回は既卒職歴なしでも公務員試験に合格した事例や具体的な戦略を述べていくので参考にして頂ければ幸いです。

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既卒職歴なしで公務員試験に合格者した人の話

以下は私の知人の話にはなりますが、まずどのような経歴の方が公務員を目指し合格するまでに至ったのか知りたい人もいると思ったので事例を掲載しました。

教員採用試験に合格

私の知り合いなのですが、20代前半までバンド活動を行い、解散後1年程度でみごと合格し現在教師として働いている方がいます。

教員免許は大学時に取得していたみたいですが、卒業後バンド活動を積極的におこなっていた為、職歴はありませんでした。

彼は教員を目指しすぐに公務員予備校に通い、教員採用試験に向けて学習をはじめたそうです。

面接ではバンド活動で頑張った事やバイトで得たスキルを中心に話、みごと合格を勝ち取りました。

バンド活動は採用試験において不利といっても過言ではない活動ですが、頑張った活動を公平公正な目で判断してくれる事が公務員試験においては多々あります。

それを知って欲しい為にまず彼の事例をあげてみました。

消防官採用試験に合格

やりたい仕事が見つからず、大学卒業後フリーターをしてた方の話です。確か20代前半までフリーターだったと思います。

バイトは楽しかったみたいですが、将来へ不安から安定感のある仕事に就きたいと考えるようになったと言っていました。

そこで体を動かすことが好きで、体力には自信があった事もあり、次第に消防官の仕事に魅力を感じていったと言っていました。

消防官を目指してからはバイトを続けながら予備校に通い、毎日8時間程度勉強を頑張ったみたいです。

その結果、筆記試験は複数受かり、無事最終合格できました。

彼曰くフリーターの場合、面接を突破する事が難しので、筆記試験はいくつか受かっておく事が大切だと言っていたのを覚えています。

私も同意見で、既卒、職歴なしの場合、筆記試験は複数受かっておく事が大切だと考えています。

国家公務員に合格

実際の知人ではないのですが、29才まで職歴なしで国家公務員に合格した方もいます。この方はツイッターで知りました。

彼は長い間ツイッターを続けており、国家公務員の仕事について呟いているので、恐らく本当の話だと思います。彼がなぜ29才まで職歴なしだったのかは不明ですが、28才の時、公務員試験に目覚め、人生を変える最後のチャンスだと考え公務員試験に挑んだようです。

恐らく勉強は出来る方のようで独学で合格しています。

彼のように大量採用する公務員試験の場合、既卒、職歴なしでも受かっている方をよく耳にします。

私も既卒、職歴なしの場合、大量採用する試験に絞り、受験するのが望ましいと考えています。

以下では具体的な戦略について述べていきますので、ぜひ参考にして下さい。

既卒、職歴なしから公務員へ【具体的な戦略】

ここからは既卒職歴なしの方がどのようにして公務員試験に挑めばよいのか具体的な戦略を述べていきます。

以下の方法が必ず正解というわけではありませんが1つの方法論としてヒントになれば幸いです。

既卒職歴なしであれば大量採用する自治体が狙い目

長年、公務員試験に携わってきましたが、既卒職歴なしの場合、規模の大きな自治体で且つ大量採用している自治体への合格者が圧倒的に多いです。

恐らくですが大量採用している自治体は伸びしろを踏まえて評価してくれます。

また公務員試験では面接の際、ネガティブチェックとポジティブチェックどちらかの評価方法で人物を評価してると推測されます。

小規模自治体はポジティブチェック、大規模自治体はネガティブチェックで評価する事が多いです。

ポジティブチェックとはプラス面を加点していく評価方法で、ネガティブチェックとはマイナス面を減点して評価する方法です。

大量採用している所は減点方式でチェックし、この評価方法が既卒職歴なしの方にとってはプラスに動きます。

ここで少し考えて欲しいのですが、あなたが面接官だと仮定し、正社員で活躍された方と既卒職歴なしの方を評価してみて下さい。

複数の項目を加点方式で評価すると正社員で培ったスキルが数個評価され不利になりますが、減点方式の場合、職歴なしといった1つのポイントのみ減点されます。大きく差がひらくとは考え難いんですね。

これらの理由から既卒職歴であれば大量採用する自治体を受験する事が望ましいと言えます。

大量採用している自治体一覧

採用人数の多い公務員試験ってどの試験?といった方に向けて採用数の多い公務員試験をピックアップしてみました。

採用人数は年度によって変わります。よって記載している試験は参考程度にしてご自身でも探してみて下さい。

試験募集予定人数年度1次筆記試験内容
北海道 一般行政A130名2022年度職務基礎力試験
札幌市 行政事務200名程度2022年度教養試験+専門試験
青森県 行政83名2022年度教養試験+専門試験
仙台市 一般行政事務職120名程度2022年度教養試験+専門試験
福島県行政事務職職98名程度2022年度教養試験+専門試験
群馬県一類行政事務A75名程度2022年度教養試験+専門試験
埼玉県一般行政180名程度2022年度教養試験+専門試験
さいたま市行政事務A110名程度2022年度教養試験+専門試験
川崎市行政事務95名程度2022年度教養試験
千葉県 一般行政A90名程度2022年度教養試験+専門試験
東京都1類B採用試験(一般方式)360名程度2022年度教養試験+専門試験
神奈川県1類行政110名程度2022年度教養試験+専門試験
横浜市 一般行政事務職220名程度2022年度教養試験+専門試験
静岡県行政185名程度2022年度教養試験+専門試験
愛知県行政1110名程度2022年度教養試験+専門試験
名古屋市行政A100名程度2022年度教養試験
名古屋市行政B130名程度2022年度教養試験+専門試験
大阪府行政大卒程度110名程度2022年度SPI+エントリーシート
大阪市事務行政大卒程度245名程度2022年度SPI+小論文
兵庫県一般事務80名程度2022年度教養試験+専門試験+小論文
兵庫県一般事務80名程度2022年度教養試験+専門試験+小論文
岡山県行政64名程度2022年度教養試験+専門試験
広島県行政一般事務A91名程度2022年度教養試験+専門試験
広島市行政事務75名程度2022年度教養試験
愛媛県行政事務A78名程度2022年度教養試験+専門試験
愛媛県行政事務A78名程度2022年度教養試験+専門試験

この様に採用予定人数は県庁や政令指定都市で多い傾向にあります。九州地方も調べましたが2022年度は募集人数がそれ程多くなく割愛しています。警察官、消防士、教員も同じで県庁や政令指定都市の方が募集人数は多めです。

ただし年度によって募集人数も大きく変わるので、志望先の自治体は必ずチェックしましょう。

筆記試験には必ず通る

筆記試験は既卒職歴なし全く関係ありません。筆記の点数のみ評価されます。

面接で多少不利になる事を考えると筆記はたくさん通っておく必要があります。私の意見ですが、面接は運要素もある断言しても過言ではないでしょう。

運要素があるのであれば、確率を上げる為には数多くの面接を受けなければいけません。筆記試験は必ず通過し面接を多く受けるといった覚悟で試験勉強に望む事をおすすめします。

卒業1年目、2年目であれば気にしない

これまで大量採用の自治体が狙い目だとか筆記試験は必ず通過とお伝えしましたが卒業1年目、2年目であれば既卒職歴なしを気にすることなく受験しても良いかなと思っています。

というのも公務員試験浪人って思っている以上に多くいます。在学中に公務員試験を受験し、落ちた方が1年目、2年目とチャレンジする例は多いです。

そして合格している人も多いです。

採用担当者もみな公務員試験を受けています。公務員浪人が多い事も知っていますし採用担当者事態が公務員浪人経験者の可能性も充分考えられます。

よって卒業1年目、2年目であれば既卒職歴なしで悩むよりも、気にぜず試験対策に挑む方が良い結果がでると思います。

公務員予備校へは通った方が良い?

私の意見になりますが公務員予備校へ通った方が良い結果になると考えています。

私も公務員試験を受験した当時は既卒、職歴なしでした。既卒、職歴なしで、困る事といえばエントリーシートの自己PRや面接の受け答えだと感じています。

この辺りは公務員予備校に通う事で全て解決できます。

予備校では講師がエントリーシートから面接対策までしっかりサポートしてくれます。また予備校講師はこれまで多くの既卒、職歴なしの方のエントリーシートや面接の添削を行っています。なのであなたがしっかりアピールできるようになるまで導いてくれるのと思って大丈夫です。

私の経験ですが予備校に通わなければ既卒、職歴なしでしっかり自己の強みを伝える事は出来なかったと思っているので公務員予備校には感謝しています。

まとめ

以上が既卒、職歴なしの方が公務員試験に合格する方法です。採用人数の多い自治体を受験し、筆記試験を多く通過し、面接でしっかり自己PRできれば合格は可能です。

既卒、職歴なしだと不安やプレッシャーを強く感じてしまいがちですが、自分は合格できると信じコツコツ日々勉強に励み合格を掴みとって下さいね。

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