公務員職員採用説明会での質問内容、聞いておいて損はない事

公務員採用説明会質問

ある程度の規模の大きな自治体であれば公務員職員採用説明会は年に何回か開催されています。

採用説明会に参加したからといって、採用が有利に働くわけではありませんが、その市の求めている職員像や行政課題、力を入れている政策を知る事は後に作成するエントリーシートや面接で活きてきます。

なのでこの記事を読まれている方は採用説明会に参加し、志望先の課題や求めている部分をしっかり把握して欲しいと思っています。

また説明会では、話を聞くだけではなく、質疑応答や職員と会話できる機会があると思います。参加したのであれば積極的に参加し疑問点を聞いておくことは大切です。

私も採用説明会にはたくさん参加しましたが、「これ聞くべきだったなー」って失敗がたくさんありました。なので これから公務員試験を受けられる方で「これは聞いておいた方が良いよ」といった点をまとめたのでぜひ参考にしてみて下さいね。

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公務員職員採用説明会で聴くべきポイント3点

以下では私が聞いておけば良かったなーと感じているポイントを記載しましたが、自分が知りたいと思った事はなんでも聞いた方が良いと思います。よほど失礼でない限り、採用に響く事はないと思いますし、恐らく面接官は1次試験後、クリアな目で評価すると考えられます。なので知りたい事は積極的に聞く事をおすすめします。

1、志望先自治体が求める人物像

志望先の自治体はどのような職員を採用したがっているのか?は聞いておくべきだと思います。

なぜなら自治体によって求める人物像は違います。例えば、都庁には求める4つの人物像があります。他の自治体も求める人物像が あり自治体によってさまざまです。

私の受けた自治体は、問題解決能力のある職員を求めていました。

人口が多く多様多種な市民が多かった為、問題に対し柔軟な思考で解決できる職員が欲しかったのだと思います。

また私は受験はしていませんが、採用説明会のみ参加した、某自治体では、率先して仕事を行ってくれる職員を求めているといった自治体もありました。

この様に自治体によって求めている人物像はさまざまです。

求めている人物像を知る方法は自治体のホームページで「人材育成基本方針」をみて把握する事もできますが、各自治体のホームページすべてに掲載されている訳ではないので、やはり説明会に参加し聞く事が大切なのです。

なぜ求めている人物像を知る事が大切なのか?

なぜ求めている人物像を知る事は大切なのか?ですが、エントリーシートや面接で重要になってくるからです。

エントリーシートや面接では必ずといっていいほど自己の強みを聞かれます。そこで、自治体の求めている人物像と自己の強みをマッチさせ、上手く面接官に伝える事ができれば評価は上がります。

もちろん自身の強みと求めている職員像がマッチしない場合もありますが、志望する自治体がどの様な人物を求めているのか知っておく事でアレンジや機転を効かす事ができるので知っておいて損はないのです。

2、その自治体でしかできない事はあるのか?

その自治体でしか行っていない政策や事業はあります。なくても力を入れている政策は自治体によりさまざまです。 「全ての自治体であるのか?」と言われればわかりませんが、深く自治体研究をしていくと何かしらその 市の独自の取り組みが見つかります。

例えば、某自治体は文化促進に力を入れており、アーティストと職員でイベントを行い 町を活性化していこうと考えている自治体がありました。

この自治体の説明会では「このような取り組みに我が市は力を入れており、この取り組みはこの市でしか出来ない 仕事の1つです」と言っていました。

その他にも子育て支援に力を入れている自治体や高齢者支援に力を入れている自治体、観光に力を 入れている自治体、若者移住に力を入れている自治体など自治体によりさまざまです。

ホームページには載っていない内容も説明会に行けば知る事ができます。

その自治体でしかできない事を聞いておいた方が良い理由

公務員の面接対策では自治体研究をする事は必須です。これはなぜ必須なのかと言うと、面接官はこの様に考えます。

自治体の事を深く知っている→この人は市の事を深く調べている→熱意がある人と見てくれるんです。

採用要綱によく「熱意がある人、やる気がある人を募集しています」と記載されていると思いますが、この熱意ややる気は自治体の事をどれだけ調べて知っているかで評価されるんです。

なので説明会に参加し、その自治体でしかできない事を聞くことは自治体研究につながりエントリーシートや面接で活きてきます。

3、行いたい仕事の業務内容

ホームページや資料だけでは業務内容を知る事は難しいと思います。とくに行政職の仕事は具体的に何を行っているのかイメージがつきにくいと思います。なので行いたい職域の業務内容は聞いておくと良いでしょう。

職員の1日のスケージュールはどの様な感じなのか?仕事が楽しいと思えるポイントは?1日の中でどの様な業務が多い? など仕事内容をしっかり把握しておく事で自己の強みとマッチさせる事ができます。

まとめ

上記は私の考える公務員の採用説明会で聞いておいた方が良い質問について記載しました。この記事が少しでお役に立てれば嬉しいです。

公務員試験の面接では志望先の求めている人物像を過去の経験から語り「私はこのような経験からこのような事ができこの市に貢献できます」と伝える事ができれば評価は上がります。そして市政を知る事でも評価は上がりますし、もちろん業務内容もです。

これらの情報をホームページやネット上のみで得ることは難しいです。説明会に行き、職員に質問する事で生の情報が得られます。

足で稼いだ情報を得ることで他の受験生よりも有利になり、合格率は高まる事でしょう。なので採用説明会に参加したら恐れずにしっかり質問してみてくださいね。

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