公務員予備校の合格率ってどのくらい?最終合格率を掲載している予備校はココ
「公務員予備校に通えば合格できる!」と思いたいのはやまやまなのですが、実際には公務員予備校に通えば確実に合格できる訳ではありません。
公務員試験ってそれだけ難易度が高く難しい試験なんです。多くの予備校では合格者数をバーンと掲載し宣伝していますが、よーくみると1次試験合格者数であったりと最終的な合格率を掲載している予備校は殆どないです。
それには理由があって、各予備校は最終合格率を隠そうとしている訳ではなく、受講生を最後まで追うことが難しいといった事が挙げられます。
各予備校は大学や高校などと違い、受講期間がバラバラです。例えばA日程が本命の場合4月又は6月くらいから受講し始めると思うのですが予備校受講期間はだいたい1年で終わります。受講生がA日程で落ちてC日程で合格した場合、受講生が自ら報告しなければ予備校はどうなったのかわかりません。
また大手予備校はコースが豊富で単科受講生やダブルスクールの方も多いです。この様な方を最後まで追う事は実質不可能です。 これらの理由が各予備校が最終合格率を掲載できない理由です。
ただ私は予備校に通っていた経験があり、当時の受講生の内、最終合格まで至ったのは10%〜20%前後といった所でしょう。一次試験突破率は30%〜40%程度だと感じました。私は市役所を志望していた為、公安系であればもっと合格率は高いと思います。
公務員予備校に通って最終合格率20%って少なくない?と思う方も多いと思いますが、独学だともっと下がると思うので公務員を志すのであれば予備校に入った方が良いと私は考えています。
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最終合格率を掲載している予備校
最終合格率を掲載している唯一の予備校がEYEです。EYEは知名度のある予備校ですが、少人数制で他の予備校に比べ得ると受講生が少ないです。なので最終合格者を把握できるのだと思います。
EYE合格率(2019年度) | |
---|---|
一次試験合格率 | 最終合格率 |
80.6% | 64.3% |
東京都にしか校舎がないのは残念ですが、驚異の合格率です。東京付近で公務員試験を検討しているのであれば必ずチェックしておくべき予備校です。
他の予備校を検討している場合であっても資料を請求し比較すべき予備校だと私は思います。
最終合格者数
各予備校の最終合格者数を知りたいといった方もいると思うので、しっかり最終合格者数を掲載している予備校に限り記載しました。
東京アカデミー
東京アカデミーは最終合格者数をしっかり明記しています。そしてコース制のみの最終合格者数なので水増ししておらずしっかりした情報だと思います。
東京アカデミー最終合格者数(2019年度) | |
---|---|
公務員試験 | 教員採用試験 |
3,362名 | 5,671名 |
その他の予備校も調べましたが、複数受験し複数合格している受講生の人数をカウントしていたりと情報に誤差があり今回のテーマで記載できる情報ではないと判断した為、今回は掲載しませんでした。
最後に
公務員予備校の合格率ってしっかり把握できている予備校は少ないです。ただ公務員予備校の関係者に聞きましたが、多くの予備校の最終合格率は1次試験突破率は30%〜40%、最終合格率は10%〜20%程度になるんじゃないかなと言っていました。
公務員予備校の合格率って気になると思いますが、どの予備校でも最終合格者は必ずいますし、独学よりも予備校生の方が最終合格に至っています。公務員になりたいのであれば、予備校を信じしっかり勉強し最終合格を目指しましょう。
公務員予備校を検討している方へ
公務員講座を開講している大手予備校の特徴をまとめました。公務員予備校に興味のある方はコチラの記事も読んでください。
資料請求しておくと便利!
1、興味がある予備校の資料を請求しておく事で他校との比較がしやすく、自分に適した予備校が選べ、予備校選びに失敗しない。
2、模試などの年間日程が記載されている為、他の予備校で模試を受けようと思っている方は資料請求しておくと予定が組みやすい。
3、最近の筆記試験の傾向や面接試験の傾向などが記載されている事が多いので為になる。