LEC公務員対策講座ってどう?評判や口コミ学費をレビュー
公務員予備校を検討している多くの方はLECを候補に入れているのではないでしょうか?知名度、実績ともにトップクラスであるLECですが本当に良い予備校なのでしょうか。
私はもとLEC受講生で1年ほどLECで学びました。なのでLECの生の雰囲気や講座の内容をしっかりレビューできます。
LECで受講しようか迷われている方はぜひ参考にして下さい。この記事を読んでいる方にとって、少しでも役立てたら嬉しいです。
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LECの口コミ・評判【アンケート結果】
私の意見のみだと信憑性に欠けるので、受講生の方に満足度を投票してもらいました。
アンケートはツイッターで行われ4段階で評価してもらっています。
アンケート結果はこの様な感じでLECに通って満足している方は42.1%、普通26.3%、不満足42.1%となっています。
公務員予備校の満足度って人によって大きくわかれるので、一概には言えないですが数字的には悪くないです。
担任、講師、校舎が異なるので様々な感想があるのでしょう。
なのでLECを検討している方は、通われる校舎の質をしっかり確認してから受講する事をおすすめします。
以下ではLECの特徴や実際に通ったからこそ感じた意見、感想を記載しています。
LEC公務員講座の特徴や感想
まずLECの特徴ですが、学費が安い、校舎が多い、法律科目に強いといった特徴があります。また毎年、上位合格者を輩出しています。
これらの特徴には良い面、悪い面があります。例えば学費が安い半面、資格の大原と比べると設備が充実している訳ではなく、自習室に入れない時もあります。
私の通っていた校舎は試験前や土日は自習室に人がいっぱいで入れないといった事が多々ありました。
また講師の負担が大きい為か疲れている印象は強くありました。しかし講師は親身になってくれ、しっかりサポートしてくれるのでその点は安心して大丈夫です。
特に法律科目の講師は全体的に教え方が上手だなと感じました。問題を解きながらその事象の背景をしっかり教えるといった形です。
このような特徴をもつLECですが、私は受講した事に後悔していませんし、満足しています。以下では教材、講師、模試、2次試験対策など細かく分けてレビューしていきます。
LECの教材って良い?
LECのオリジナル教材(Kマスター)を使い学習していくスタイルです。また「解きまくり」を使って問題演習を行ないます。Kマスターは解きまくりの問題も記載されており解かりやすい構成になっています。
基本は上記を使用し学習を進めていくのですが講師によってはスー過去を使用したりもします。これには理由があり、受験する自治体によってはスー過去を使用したり、別教材で学習する方が受験先にあった対策ができるからです。この辺りは講師の判断になると思うのですが非常に良い判断だと思います。
(受験先によっては使えない教材もあるので)
私個人の意見ですが、Kマスターは都庁や特別区を受ける方向けの教材だと感じています。
講師の質は?
講師全員を知っている訳ではないので一概に言えませんが、親身になってサポートしてくれます。特に担当の講師にはかなりお世話になりました。論文から面接までしっかり対策してくれます。またLECは合格した卒業生が相談にのってくれるサポートもおこなっており、学習に行き詰ったり、学習はどの様に進めていったかなど様々な事に対して相談にのってくれます。
ただ冒頭でも記載しましたが、余裕をもった職員数ではない為、時期によっては疲れていた講師もいる事は事実です。
模試はどう?
模試に関しては正直、おすすめしません。Kマスターの問題がランダムに出ているだけで、実際の試験とズレがあります。模試に関しては他校でも受験した方が良いと思います。
論文対策はどう?
すごくおすすめです。LECで対策しておけば問題ないと思います。出題傾向はしっかり掴めますし、的中率も高いです。確かオプションの単価受講だったと思うのですが、まず論文の書き方をおそわり、その後、出題、論文を書く、講師の説明、添削といった流れを繰り返し学習を進めていきます。私はLECの論文講座を受講してから論文はほぼ通過したのでLECのおかげといっても過言ではないです。
集団討論対策はどう?
他校とやり方は変わらないと思いますが、議題が上がりそれに対して受講生とともに討論をおこなう流れです。回数は多くないですが司会、書記、タイムキーパーと一通り経験できます。集団討論は慣れだけではなく運もあると思うので、そこまで対策する必要はないでしょう。個人的には学習の合間の気晴らし、単純に楽しかったといった想い出の方が強いです。
LECの面接対策
LECの面接対策はリアル面接シュミレーションと言って本試験と同じような感覚で面接の練習を行います。 ビデオに録画し自分の面接を客観的に見る事が可能なのですが、利用するのは数回で良いと思っています。
リアル面接シュミレーションは多くの面接官にアドバイスを頂けるのですが、面接官により様々な意見があり「前回の面接では評価されたポイントが、今回は減点ポイントになった」などといった食い違いがあり、どう面接対策をすれば良いのか解らないといった状態に陥る事があります。
なのでリアル面接シュミレーションよりも、担任の講師に相談し面接対策を行ってもらう方が良い対策になります。
LECの費用
LECの公務員講座は他の予備校に比べ費用が安いです。
LECの公務員講座の学費 | |||
---|---|---|---|
コース | 入会金 | 受講料 | 学費合計 |
スーパースペシャルコース | 10,000円 | 404,000円 | 414,000円 |
スペシャルコース | 10,000円 | 336,000円 | 346,000円 |
スペシャル(国税・財務併願)コース | 10,000円 | 375,000円 | 385,000円 |
市役所教養コース | 10,000円 | 205,000円 | 215,000円 |
国税専門官、財務専門官専願コース | 10,000円 | 332,000円 | 342,000円 |
裁判所事務官一般職専願コース | 10,000円 | 309,000円 | 319,000円 |
労働基準監督官専願コース | 10,000円 | 309,000円 | 319,000円 |
法学既習者コース | 10,000円 | 309,000円 | 319,000円 |
専門科目コース | 10,000円 | 309,000円 | 319,000円 |
経験者採用専願コース | 10,000円 | 205,000円 | 215,000円 |
2年パーフェクトスペシャルコース | 10,000円 | 530,000円 | 540,000円 |
2年パーフェクトスペシャルコース(教養強化) | 10,000円 | 580,000円 | 590,000円 |
2年パーフェクトコース | 10,000円 | 460,000円 | 470,000円 |
2年パーフェクトコース(教養強化) | 10,000円 | 510,000円 | 520,000円 |
(記載している料金は校舎、年度により異なる可能性があります。受講される際は資料を請求し、しっかりご確認ください)
公務員予備校費用の相場は教養試験対策で25万程度、専門試験も合わせると50万程度かかりますが、LECは上記の
値段です。他にも単科受講できその自治体にあったコースも有ります。
個人的な意見ですが、通学コースの先生よりも通信の先生(Web受講)の方が教え方が上手だと思います。
但し、通学コースには、通信コースの「Web動画+音声ダウンロード」がもれなくセットされていますので安心です。
また、通学するメリットはかなりあります。
なぜLECはトップ合格者が多いのか?
公務員試験上位合格者は毎年LEC生です。ただしこれを参考にしLECを選んではいけません。 LECは有名大学と協力し大学の公務員受験生に向けて講義を行っています。大学講義で合格した生徒も合格者としてカウントしている為、 純粋な受講生以外も実績に含まれている可能性があります。よってトップ合格者が多いからといった理由からLECを選ぶ事はおすすめしません。
それよりも講義がわかりやすく、自分に合っているであったり、教材が分かりやすいといった理由から受講するかどうかを決めると良いと思います。
最後に
LECに関してはWEBで少し叩かれていますが、個人的には悪くない予備校です。LECが出版しているクイックマスター
は良い問題集ですし講師の質は各校舎によりけりですが、私の通学していた講師の授業はわかり易く丁寧で良かったです。
私の意見としては国家総合職や政令指定都市ならLECかTAC
警察官、消防、教員、地方の自治体職員は東アカといった感じです。
自分が目指す所にあった予備校を選ぶ事がなにより大切です。予備校に通うには費用がかかりますが、
受かれば最初の初任給でチャラにできます。また3校くらいは資料を請求し
検討する方が多いので東京アカデミー、TAC、LECが自宅の近くに有れば3校比較し決めると
良いと思います。一番下のリンクから楽に資料は請求出来る為もし興味があれば閲覧して下さい。
公務員予備校を検討している方へ
公務員講座を開講している大手予備校の特徴をまとめました。公務員予備校に興味のある方はコチラの記事も読んでください。
資料請求しておくと便利!
1、興味がある予備校の資料を請求しておく事で他校との比較がしやすく、自分に適した予備校が選べ、予備校選びに失敗しない。
2、模試などの年間日程が記載されている為、他の予備校で模試を受けようと思っている方は資料請求しておくと予定が組みやすい。
3、最近の筆記試験の傾向や面接試験の傾向などが記載されている事が多いので為になる。