公務員試験の文章理解対策や勉強方法を解説

公務員試験の中で文章理解は出題数が多く、他の受験生と差がつきやすい科目です。文章理解が得意で勉強しなくても8割くらい取れるといった方以外は早めに対策しましょう。
そこで今回は文章理解で7、8割取れる自信がないと言った方に向けて、どの様に勉強すれば良いのか?勉強はいつからはじめるべきか?お勧めの問題集は?といった内容で記載して行きます。

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文章理解の出題傾向を知ろう
まずはじめに文章理解の出題傾向を把握しておきましょう。傾向を把握しておく事で勉強の効率化が図れます。
文章理解の出題傾向
文章理解は大きく分けると現代文、英文、古文、漢文から出題されます。古文と漢文は出題数が少ない為、捨てて問題ないです。 古文は1問出題され、漢文はほとんど出題されません。
現代文、英文をしっかり対策する事で合格に近づけます。
現代文・英文はどの様な問題が出題される?
現代文、英文の問題内容ですが
このような問題が出題されます。次に試験区分ごとに出題傾向を見ていきましょう。
※市役所においては自治体によって出題傾向が変わる為あくまで参考程度にしてください。
現代文 | 国総合 | 国一般 | 地上級 | 特別区 | 市役所 |
---|---|---|---|---|---|
内容把握 | ◎ | ◎ | ◎ | × | 〇 |
要旨把握 | × | × | ◎ | ◎ | ◎ |
空欄補充 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | △ |
文章整序 | 〇 | 〇 | × | 〇 | △ |
英文 | 国総合 | 国一般 | 地上級 | 特別区 | 市役所 |
---|---|---|---|---|---|
内容把握・要旨把握 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
空欄補充 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
文章整序 | 〇 | △ | × | △ | △ |
古文 | 国総合 | 国一般 | 地上級 | 特別区 | 市役所 |
---|---|---|---|---|---|
古文 | × | × | 〇 | △ | 〇 |
表の見方ですが
受験する試験で近年あまり出題されていない問題はそこまで勉強する必要はありません。どの試験でもよく出題される内容把握・要旨把握 から勉強をはじめていきましょう。
文章理解はどの様に勉強する・おすすめの問題集は
次に勉強方法ですが現代文は多くの過去問を解く事、英文は単語・熟語を覚え、英文を沢山読む事につきます。
現代文

現代文はスーパー過去問若しくはクイックマスターを使用し問題を解く事です。両方購入して対策しても良いと思います。
問題数はクイックマスターの方が多く、難易度はスーパー過去問の方が難しいといった感じです。
私は両方購入し、ストップウォッチで時間を計りながら問題を解いていました。
1日1~2問といていく内に文章を読むスピードが上がり得点も良くなっていきました。
英文

英文の勉強方法は人によって違いがある為、一概にこれが良いと言えないのですが、Z会出版の速読速聴英単語CORE1900で勉強 するのが良いと思います。
この参考書に出てくる単語・熟語を覚え、英文をひたすら読むといった作業を繰り返します。
この参考書の良い所は海外の時事(社会問題)について書かれた内容が多いので公務員試験で出題される英文と似た内容の文が多いです。
文章理解はいつから勉強をはじめる?
文章理解はいつ頃から勉強を始めるのが良いのでしょうか?これは人によって様々としか言えません。文章理解が得意な方は それ程勉強しなくても得点できるのでいつからでも良いと思います。しかし苦手な方は試験1年前から取り組む事をお勧めします。
理由は文章理解は他の受験生と差がつく科目とも言われているくらい重要な科目です。合否をわける重要科目の1つです。
よって1年前から学習し本試験でガンガン得点できる様になる事をおすすめします。
備考になりますが公務員試験勉強(教養試験)の年間計画を知りたい方はこちら記事がお勧めです。
私の勉強法
文章理解は本当に継続が実を結ぶ科目です。得点が伸びてくる時期は人によって違いますが、 継続して問題を解いていく内にある時、ポンっと伸びる科目です。
またコツではないですが現代文は伝えたいことを1番最後の段落に書く、英文は伝えたいことを1番最初の段落に書くと言った傾向があります。この辺りを注意し読んでいくと良いかも知れません。
その他問題を解く手順は選択肢を読む→長文を読むといった流れで解いていくと早く問題が解けるようになってくると思います。
まとめ
文章理解は公務員試験で得点に差がつく科目です。苦手な人は早めに対策を行いましょうね。今回のポイントを最後にまとめておくと
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