【実録】公務員試験の勉強時間と1年間のスケジュール!(教養の場合)

公務員試験勉強時間

これから公務員試験勉強を始めようと思った方は「どのくらい勉強時間は必要なのか?」気になるところだと思います。

私もなにかの勉強を始める時、学習時間はどの程度、必要なのか気になり調べます。

一般的に公務員試験の勉強時間は1000時間必要と言われており、大手予備校LEC、TACでは1000時間~1200時間程度の学習が必要と公式サイトに記載されていました。

ただ実際の勉強時間はこれより多く、期間で言えば1年もしくは1年以上勉強している人が多いです。

なので時間にすれば1000時間以上勉強している人が多いというのが現状です。

例えば週6日勉強し1日5時間勉強すると1年で1565時間です。

私が予備校に通っていた時、周りの受験生は1日5時間か10時間程度勉強しているといった人が多くいました。1日10時間勉強する人であれば週6日勉強したとして1年で3130時間と膨大な時間です。

稀に半年間勉強して受かる方もいますが、元々勉強が出来る人と言っても過言ではないでしょう。

人にもよりますがこのように膨大な勉強時間が必要になる試験と考えて挑戦する事をおすすめします。

私の場合1次試験にはじめて合格したのは公務員試験勉強をはじめてから1年半後です。

私は国公立大学でも有名私大でもない普通の大学を出ており、それ程頭は良くありません。

公務員試験を受けて周りの受験生と話すとわかるのですが、公務員試験を受験する方の多くは国公立、有名私大出身の方が 多いです。

この事実も踏まえて勉強時間を確保し自分にはどれくらい勉強しなければならないのか考えて計画を立てる事をおすすめします。

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公務員試験失敗しないスケジュールのコツと私の勉強時間

 

私は合格までに1年半かかっています。最初の半年間はがむしゃらに勉強していましたが問題集選びに 失敗したため落ちました。

私の様に無駄な時間を過ごして欲しくないので、問題集、参考書はマイナーなものではなく、多くの受験生が使用している物を使って勉強して欲しいです。

良い問題集や公務員試験の勉強方法はコチラの記事に記載しているので参考にして下さい。

公務員試験独学でも受かる?受かる人の勉強方法とは

6月~9月の勉強時間と学習のコツ

私の場合、第一志望の試験がA日程で6月後半に試験が行われました。

試験1年前の6月~9月は、数的処理、社会科学、文章理解(特に英語)に力を入れ一通り終わらせるといったスケジュールで勉強をおこなっていました。

勉強時間は1日5時間程度です。

数的処理、文章理解は伸びるまでに時間がかかる事と出題数が多く合否を左右する科目なので、この時期はこれらの科目のみ勉強します。

時期6月~9月
学習のコツ数的処理、文章理解中心の学習。
社会科学も手はつけておきたい
私の勉強時間1日5時間程度
トータル450時間程度

10月~12月の勉強時間と学習のコツ

10月~12月からは上記の科目に加え人文科学、自然科学に手をつけていきます。この時期は勉強する科目が多くきつく感じると思いますが、頑張って乗り切るしかありません。

人文科学、自然科学は全て学習しようとすると失敗します。出題傾向の高い分野に絞り学習する事が大切です。

またこの時期に社会科学をしっかり学習し一通り終らす事ができればベストです。

捨て科目については以下の記事で記載しています。

公務員試験捨て科目

この時期は1日7時間程度勉強を行っていました。

時期10月~12月
学習のコツ人文科学、自然科学に手をつける。
出題傾向の高い分野に絞り学習する。
また社会科学を一通り終わらせる。
私の勉強時間1日7時間程度
トータル630時間程度

1月~3月の勉強時間と学習のコツ

1月~3月は今まで勉強した事の総復習と3月くらいから速効の時事を使い時事問題の勉強です。この時期にどれくらい復習するかによって伸びる人伸びない人が分かれると私は感じています。なのでこの時期は辛いですが焦らず一つ一つしっかりこなし、確実に得点できる分野を増やす事が大切です。

私はこの時期10時間くらい勉強を行っていました。

時期1月~3月
学習のコツ復習メインと時事に手をつける
私の勉強時間1日10時間程度
トータル900時間程度

4月~6月の勉強時間と学習のコツ

4月~6月も総復習です。良く間違える問題を徹底的にやりこみます。この時期は試験も近づき不安からか「この分野勉強してないけど大丈夫?」といった気持ちが芽生え、新しい勉強を始めてしまいそうになりますがグッとこらえて今まで行った問題を完璧に復習する事を徹底してください。

この時期にメンタルを壊して得点が落ちる人をたくさんみてきました。今まで頑張って勉強した事が水の泡にならない様に今まで行ってきた事を信じて総復習あるのみです。

またこの時期はエントリーシートを書いたり筆記試験対策以外にやる事が増えます。なので学習時間は減ると考えてスケジュールを計画する事をおすすめします。

この時期は1日5時間程度学習を行っていました。

時期4月~6月
学習のコツ復習メイン。学習時間は減るのでそれを踏まえたスケジュールを立てる。
私の勉強時間1日5時間程度
トータル450時間程度

トータルで何時間学習した?

私の場合ですが公務員試験勉強を始めて学習に費やした時間は6月~9月は1日5時間程度なので450時間。10月~12月は1日7時間程度なので630時間。1月~3月は1日10時間程度なので900時間。4月~6月は1日5時間程度なので450時間。

トータルで2430時間ですね。

勉強が得意でない場合これくらい必要かと思われます。「いや、やりすぎかな・・・」

ただ予備校に行くとわかると思いますが、1日10時間勉強を1年間続けている方が結構います。個人的には1000時間の勉強で合格するのは難しいと考えています。

公務員試験を最短時間で合格している人の特徴

公務員試験勉強時間

私の場合はトータル2430時間かかっていますが最短時間で合格する猛者もいます。私が思うに最短時間で合格できる人の特徴は元々勉強ができる人だと思います。

国公立大出身の人

例えば国公立大学出身の人は大学受験で全教科勉強している為、私立大学出身の人と比べると公務員試験では有利なんです。

恐らく私立大学出身の人は生物とか地理とか忘れていますよね。私も忘れていた為1からの勉強になりました。

このように公務員試験においては国立大出身の方が有利です。

効率よく勉強できる人

私大出身の人でも最短時間で合格している人は学習効率が良いです。出題傾向の低い問題はいっさい手を付けず出題傾向の高い問題を必ず解くといった事を徹底しています。

社会人で働きながら公務員試験に合格する人もこれらの特徴があります。何を学習し何を捨てるかが明確です。

公務員試験って満点をとる必要はなく7割とれていれば2次試験へ進めるので、7割とれる様に工夫して勉強を行う事が大切です。

政治、経済、法律を大学で専攻していた人

政治、経済、法律を大学で学んでいた人も公務員試験では有利です。大学でこれらの科目を学んでいた人は恐らく公務員試験の問題は簡単にみえるのではないかと考えられます。

上記のようなバックグラウンドがある人は1000時間勉強しなくても合格する人はすると考えられます。

まとめ

公務員試験勉強時間結論

最後に公務員試験の勉強時間について結論をまとめました。

  • 多くの人は1000時間を超える学習時間が必要
  • 予備校では1日5時間、また10時間程度を1年間勉強する人が多数派
  • 国立出身、効率よく学習できる、大学で政治、経済、法律を学習していた人は1000時間以内の学習時間でも合格できる

このように学習時間は人によって異なりますが、公務員試験勉強を始めると決めたら、多くの時間を要する事に間違いはありません。

これだけ膨大な時間をかけて合格しなかったらどうしよう?といった不安な気持ちが芽生えるのも当然だと思います。ただ公務員試験は広く浅く教養が身に就くのでさまざまな場面で役立つと言えます。

私は最終で落ち公務員にはなれませんでしたが、公務員試験に挑戦した1年半を後悔した事はなく、学習して良かったといった気持ちの方が大きいです。

ただこの記事を読んで頂いたあなたは公務員試験に最終合格し立派な公務員になれるよう応援しています。

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