フリーターから公務員は難しい?目指す方、必見の方法!

フリーターから公務員は難しい?

フリーターから公務員採用試験に受かる事はできるのでしょうか?結論からいうとフリーターからでも公務員試験に合格する事はできます。

公務員予備校に通えばわかるのですが、フリーターから公務員を目指す人はたくさんいます。

ただ有利か不利かでいうと少し不利になると私は考えています。

私はフリーターから公務員になった人をたくさんみてきました。そこで一つの傾向をみつけたのですが、合格者の多くは採用人数の多い自治体で合格しています。

例えば国家公務員や政令指定都市の職員、警察官、教員も同じで採用人数の多い試験で合格を掴んでいます。

逆に町役場などの募集人数が少ない自治体では合格した人を知りません。中にはいるかも知れませんが、私の知る限り一人もいないです。

なのでフリーターから公務員を目指すのであれば採用枠数の多い自治体を中心に受験するのが望ましいと私は思います。

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フリーターから公務員になる戦略

フリーターから公務員になる戦略

ここからはどのようにしてフリーターから公務員になるのか?具体的な戦略を記載していきます。あくまでも私の意見であり、これが全てではありませんが、あなたにとって少しでもヒントになるように考え記載しました。参考になれば幸いです。

採用人数の多い自治体を受験する

冒頭でも述べましたが、合格する上で重要度の高い項目なので、もう少し詳しく説明させて下さい。

「なぜ採用人数の多い自治体を受験する方が良いのか?」

採用人数の多い自治体では、面接の際ネガティブチェックといってネガティブな側面を中心に人物評価をおこないます。

例えばコミュニケーションはしっかりとれる人なのか?もっというと質問に対しての答えはズレていないか?などです。また仮に採用したとして、問題をおこすタイプではないか?といった所もチェックしていると考えられます。

この様にネガティブな側面をみつけて、足きりしていく点が採用人数の多い自治体の特徴です。

ここでフリーターである事もネガティブじゃないの?と感じる方もいるでしょう。

しかし公務員といった性質上、公平公正が求められます。特に採用試験ではその傾向が強いと考えられます。よって正社員、フリーターといったある意味、階級的差別はネガティブチェックする上で、評価軸に恐らく入ってないのではないかと考えています。

逆に採用人数の少ない自治体ではポジティブチェックで人物を評価します。ポジティブチェックの場合、業務で活躍できそうな人物やスペシャリストを望んでいる傾向が強いです。

よって大手企業の社員で営業成績も高く、接遇も得意といった方や新卒で学歴が高く、学生時代はボランティア活動に励んでいました。といった人の方が採用されやすい傾向にあります。

このような事からフリーターから公務員を目指すのであれば、採用人数の多い自治体を受験する事をおすすめします。

採用人数の多い自治体

採用人数の多い公務員試験ってどの試験?といった方に向けて採用数の多い公務員試験をピックアップしてみました。

採用人数は年度によって変わります。よって記載している試験は参考程度にしてご自身でも探してみて下さい。

試験募集予定人数年度1次筆記試験内容
北海道 一般行政A130名2022年度職務基礎力試験
札幌市 行政事務200名程度2022年度教養試験+専門試験
青森県 行政83名2022年度教養試験+専門試験
仙台市 一般行政事務職120名程度2022年度教養試験+専門試験
福島県行政事務職職98名程度2022年度教養試験+専門試験
群馬県一類行政事務A75名程度2022年度教養試験+専門試験
埼玉県一般行政180名程度2022年度教養試験+専門試験
さいたま市行政事務A110名程度2022年度教養試験+専門試験
川崎市行政事務95名程度2022年度教養試験
千葉県 一般行政A90名程度2022年度教養試験+専門試験
東京都1類B採用試験(一般方式)360名程度2022年度教養試験+専門試験
神奈川県1類行政110名程度2022年度教養試験+専門試験
横浜市 一般行政事務職220名程度2022年度教養試験+専門試験
静岡県行政185名程度2022年度教養試験+専門試験
愛知県行政1110名程度2022年度教養試験+専門試験
名古屋市行政A100名程度2022年度教養試験
名古屋市行政B130名程度2022年度教養試験+専門試験
大阪府行政大卒程度110名程度2022年度SPI+エントリーシート
大阪市事務行政大卒程度245名程度2022年度SPI+小論文
兵庫県一般事務80名程度2022年度教養試験+専門試験+小論文
兵庫県一般事務80名程度2022年度教養試験+専門試験+小論文
岡山県行政64名程度2022年度教養試験+専門試験
広島県行政一般事務A91名程度2022年度教養試験+専門試験
広島市行政事務75名程度2022年度教養試験
愛媛県行政事務A78名程度2022年度教養試験+専門試験
愛媛県行政事務A78名程度2022年度教養試験+専門試験

この様に採用予定人数は県庁や政令指定都市で多い傾向にあります。九州地方も調べましたが2022年度は募集人数がそれ程多くなく割愛しています。警察官、消防士、教員も同じで県庁や政令指定都市の方が募集人数は多めです。

ただし年度によって募集人数も大きく変わるので、志望先の自治体は必ずチェックしましょう。

筆記試験は必ず合格

筆記試験はたくさん受かっておきたい所です。必ず合格するといった気持ちで望んで欲しいです。昔は6割以上取れれば合格ラインだと言われていましたが、現在では7割程度(※自治体の採用試験の場合)なのかなと感じています。

筆記試験は学歴、正社員、フリーターまったく関係ありません。完全にその日の点数勝負です。

多くの試験に合格し、面接枠を増やす事が最終合格の可能性を高めます。

公務員試験の勉強時間は1000時間程度と言われていますが、もっと必要だと私は感じています。また教養試験の数的処理、文章理解で点数差がつく傾向にある為、速めに2科目対策をして、得意になっておく事と良いでしょう。

専門試験対策もやった方が良い?

公務員試験の筆記試験は大きく分けて専門試験と教養試験、教養試験のみで受験できる自治体があります。専門試験も勉強するとなると学習時間が増え大変です。

受験生の気持ちからすると教養のみで試験を受けたいですよね。

これは難しい判断になるのですが、採用枠の多い自治体は専門試験と教養試験の両方出題される事が多いです。

(※公安、技術、専門職系は除く)

フリーターから合格する方も多い特別区の試験も専門+教養が必要です。なのでこれから学習するのであれば専門試験も勉強するプランで計画を立てましょう。

ただ近年、教養のみで受験できる自治体は増加傾向にあります。

なので志望先を先に決め、試験は教養のみなのか専門もプラスされるのかで判断すると良いでしょう。

予備校は通うべき?

フリーターから公務員を目指すのであれば予備校は通った方が良いと私は考えています。

理由はいくつかあるのですが、予備校にはフリーターから公務員を目指す人がたくさんいます。なので同じ境遇の方が多くいます。

わからない事を教えあったり、情報交換も可能です。

また公務員の面接対策の一環として自治体研究があります。その市ではどの様な政策に力を入れているのかなど調べる必要があります。この際に友人と意見交換できると一人で自治体研究するよりも楽です。

また普通に学習すると膨大な量のある公務員試験ですが、予備校では出題傾向の高い分野を中心に学習できるので学習のスリム化がはかれます。

フリーターから公務員を目指す場合、採用人数の多い試験を中心に受けなければなりません。採用人数の多い公務員試験は専門+教養試験中心の自治体がまだまだ多いです。よって学習のスリム化をはかってくれる予備校へ通う事は合格する上で必要だと私は考えています。

ハンデを武器に

既卒やフリーターの方は新卒や大手でバリバリ仕事をしてきた方に比べると、ハンデがあることは事実です。しかしこれまで一生懸命仕事をしてきた経験は必ず強みになります。また公務員試験は公平公正に重きをおきます。よって民間ほど職歴で人を判断する試験でない事は事実です。

なので悲観せず今までの経験が武器になると信じ公務員を目指して下さい。

面接はどうする?

採用人数の多い公務員試験の筆記試験に受かった後は面接試験になります。面接は現在の年齢によって評価される軸が異なると私は考えています。

例えば卒業してから1、2年であれば熱意や動機、ポテンシャルをチェックされると考えています。熱意とは言い換えると受験先についてどの程度知っているのかです。受験先を深く知っていれば評価は高いでしょう。また志望した動機が面接官に伝わるものであれば評価が高くなるといえます。

卒業してから3年以上たっていれば、上記に加え自分の持っているスキルがどう仕事で活かせるのか?ここを問われる可能性が高いです。ただ正社員だから有利、フリーターだから不利といった意味ではなく、自分の過去の経験がどう仕事で活かせるのか?を上手く伝えれば問題ないので自信をもって伝える事が大切です。

フリーターから公務員試験合格までの戦略まとめ

あくまでも私の意見ですが

  • 募集人数の多い試験を受験する
  • 筆記試験は専門+教養試験で挑む
  • 筆記試験は得点が全て、必ず合格する
  • 面接はネガティブチェックなので自信をもって受け答えする

上記のような戦略で公務員試験に挑めば、合格する確率は高くなるのかなっと私は考えています。

長年、多くの合格者さんとツイッターなどを通じ交流してきましたが、フリーターから公務員になられた方は上記の戦略で公務員試験に挑んでいる方が多かったです。

なのでフリーターだからと悲観せずにしっかりした計画を立て試験に挑み合格を目指してくださいね。

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